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不動産を売却するときにリフォームは必要?メリットやデメリットを解説

この記事のハイライト

● 不動産売却前にリフォームは不要なケースが多い
● 水廻りや重要な設備が壊れている箇所、見栄えが悪い箇所はリフォームしたほうが効果的
● インスペクションや買取を利用すると、不要なリフォームを避けて売却ができる

自分が所有している居住用のマンションなど不動産の売却を検討している場合、気になるのが不動産を売却するときにリフォームは必要なのかという点です。
リフォームすることできれいな部屋の状態で売却することはできます。
しかし売却前にどうしても費用がかかってしまいます。
この記事では、不動産売却前にリフォームは必要なのか不要なのかや、不動産売却前にリフォームをおこなうメリットやデメリットについて解説します。
東京都足立区を中心に周辺エリアでの不動産売却を検討中の方は是非チェックして下さい。

不動産売却前のリフォームは不要という理由について

不動産売却前にリフォームをおこなうことにより、きれいな状態に仕上げた部屋を買主に売却することができます。
とくに築年数が古く、劣化が目立つ部屋だときれいな状態の方が高く売れやすいと考える方も多いのではないでしょうか?
結論から申し上げると、不動産売却前のリフォームは不要です。
不動産売却前のリフォームにはメリットもありますがデメリットもあり、必ずしも利益を得られるわけではありません。
まずは不動産売却前にリフォームすることのメリットとデメリットについて解説します。

不動産売却前のリフォームをするメリットとは

不動産売却前にリフォームすることのメリットとして挙げられるのは以下の3点です。

  1. きれいな状態で募集することができる
  2. リフォーム済み物件を購入したい方が購入する
  3. 住宅ローンが組みやすい

マンション等の居住用不動産を売却する場合はとくに当てはまりますが、購入希望者はきれいな部屋を購入したいと考えます。
募集の画像などを見て、設備の劣化が目立つ部屋や全体的に古びている部屋などには購入意欲がわきません。
リフォームすることによりきれいな状態の部屋を画像に載せることができますので購入希望者も増えてくることが考えられます。
また、希望者の中には購入後すぐに居住したいためにリフォーム済みの部屋を探している顧客層を取り込むことが可能です。
一般的にマンションなど不動産を購入する場合、住宅ローンを組んで不動産を購入します。
リフォームをおこなっていない部屋だと、更にリフォームローンを組まなければいけないかもしれません。
そうなると、住宅ローンとリフォームローンの手続きが必要ですのでどちらかが審査を通らない可能性もでてきます。
リフォーム済の部屋ですと、住宅ローンの手続きだけで購入することが可能です。
購入希望者の住宅ローンが組みやすくなる点もメリットといえるでしょう。

不動産売却前にリフォームをするデメリットはなに

不動産売却前のリフォームはメリットばかりではなくデメリットもあります。
挙げられるデメリットとしては以下の3点です。

  1. リフォームにかかった費用が上乗せできない
  2. 自分でリフォームしたい人は購入しない
  3. リフォーム代が売却価格に反映すると高くなってしまう

不動産売却前にリフォームをおこなう場合、ときには何百万円もの費用がかかってしまうケースもあります。
リフォーム費用全額を売却価格に反映させるのは難しく、これが不動産売却前のリフォームが不要とされる最も大きな理由です。
また、リフォームした内容が必ずしも購入希望者の気に入ったデザインになっているとは限りません。
古い不動産を安く購入し、自分好みにリフォームしようと考える方には向かない部屋となってしまいます。
中古物件の魅力の一つとして価格が安いことが挙げられますが、リフォームすることにより価格が高くなってしまうことで魅力が薄れてしまいます。
自分好みのリフォームをしたい方や、安さを重視する方にとって魅力が薄くなってしまうため、不動産売却前のリフォームは不要といえるのです。

不動産売却前のリフォームが必要なケースについて

基本的に不動産売却前のリフォームはあまりおすすめできませんが、場合によってリフォームが必要なケースもあります。
ここからは、不動産売却前にリフォームが必要なケースについて解説しましょう。

水廻りのリフォーム

居住用不動産を購入する場合、購入希望者の注目ポイントは水廻りです。
ファミリー世帯が対象となる不動産は水廻りを重要視する方が多いので、内覧対策などで水廻りだけをリフォームする方法は効果的といえます。
水廻りのリフォームは高額になる場合もありますが、全体をリフォームするよりも安く上げることもできますので売却価格に上乗せしやすくなるでしょう。

重要な設備が壊れている箇所の修繕、交換

重要な設備が壊れている場合は、修繕や交換を前もっておこなっておく必要があります。
例えば、浴槽のひび割れや、給湯器の故障といった実生活に影響がある部分に関しては前もって交換や修繕をおこなわなければいけません。
重要な設備に関しては、見栄えの問題ではありませんので、不動産売却前にきちんと直しておきましょう。

あまりにも見栄えが悪い箇所のリフォーム

一見して不動産売却に支障があると思われる箇所に関してもリフォームしておきましょう。
例えば、ガラスが割れた状態を放置している場合や、壁に落書きがあるケースなどが挙げられます。
また、クロスなどに大量のカビが付着しているケースや壁紙がめくれてしまっている部屋も非常に見栄えが悪く購入意欲を削ぐ要因となってしまいます。
あまりコストをかけず、少しでも見栄えの良い状態にしておくことは不動産売却において有効です。

不動産売却におけるリフォーム以外の方法とは

不動産売却において売却前のリフォームは不要と述べました。
では、不動産売却においてリフォーム以外の方法で売れやすくする方法や、取り組みやすい方法はなにかあるのでしょうか。
ここからは、不動産売却におけるリフォーム以外の方法について解説します。

インスペクションを活用する

中古物件の安全性を担保する方法として挙げられるのがインスペクションの活用です。
インスペクションとは資格を持った住宅診断士が建物の状況を調査、分析し耐久性や安全性などを検査することをいいます。
中古の不動産購入で購入希望者が心配する点が、購入前に気づかなかった修繕を必要とする箇所や、購入後短期間での故障です。
インスペクションでは、建物の主要耐力部分や浸水リスクがある箇所などを検査しますので、引き渡し後のトラブルを予防する効果をもたらします。
あわせて購入希望者の安心感に繋がり、インスペクションしていない建物との差別化にも繋がるでしょう。
気になるのは費用面ですが、一般的には7万円から10万円程度と大幅にリフォームするよりははるかに安価でおこなうことができます。

少しでも見栄え良くするためにも最低限手入れをおこなう

いくらリフォームは進めないといっても不動産売却前のリフォームには、購入前に見栄え良くできるといったメリットがあります。
購入者の心証をよくする意味でも、最低限の手入れは必要です。
一戸建ての場合は庭の手入れや古びた箇所のポイントを絞った修繕などが挙げられます。
自分たちでおこなえる手入れであれば、費用がそうかかることもありません。
こまめな掃除やワックスがけなどをおこない、少しでも見栄えの良い状態で写真を撮り、募集をおこなうといいでしょう。

古家の場合は更地や買取を検討する

不動産売却する建物が非常に古く、次に住む方が居住用として利用しないケースも考えられます。
この場合におすすめするのが解体し更地にする方法です。
購入希望者の多くが、新築住宅を建てることを目的とするならば、古家は解体の対象となり解体費用が必要となります。
先に解体し、更地にしておくことで購入希望者は、その不動産を購入しやすくなるでしょう。
また、不動産会社に買取してもらうことも検討する価値があるでしょう。
買取とは不動産会社が買主となって購入することです。
不動産会社が買主となりますので募集することなく売却することが可能です。
売却価格は相場よりも安くなる傾向ではありますが、解体にかかる費用などを考えると、買取で不動産売却してしまう方が結果的に高く売却できるかもしれません。
不動産売却の対象が古家を含む場合は、更地にしてからの売却や買取なども検討してみると良いでしょう。

まとめ

不動産売却前のリフォームはあまりおすすめしませんが、安価でリフォーム費用が上乗せできるのであれば検討しても良いでしょう。
不動産売却の場合は、信頼のできるパートナーとなる不動産会社のサポートが欠かせません。
弊社は、東京都足立区を中心に周辺エリアとして多くの不動産売却実績があります。
不動産売却でお困りの時はぜひ三敬商事株式会社にお問い合わせください。

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